
ついに来てしまった恐れていた、この日が…
私のサイト運営方式は被リンクや中古ドメインなどを使わない完全ホワイトなサイト運営方式でやってきました。
なので今まで大きなアップデートの影響を受けたことがなかったんですね。
しかし、ついに、ついにこの時が…!今回はもろにアップデートの影響を受けました(涙)
当記事ではアップデートの被害状況と3つの傾向、今後の対策について書き綴ってみようかと思います。
Contents
私のサイトの被害状況
現時点で運営しているサイト数を全て把握しているわけじゃないのですが、恐らく30サイト以上は運営していると思います。
私が運営している各ジャンルの被害状況から今回のアップデートの傾向を考察してみたいと思います。
1、メインサイト(YMYLに該当するか不明)
最も被害が大き方のがこのサイト。YMYLに該当するか…はちょっと微妙なのですが、やや近いジャンルではあります。
ああぁいまでもこのグラフを見ると吐き気がする。
一見すると紫の”平均順位”が上がっているように見えますが、順位が上昇したから上がっているわけではなく”記事が圏外”に飛ばされているという事です。
アップデート前は月40万~60万PVほど誇っていたサイトでしたが、14日の昼頃に被弾。
Gの一撃で一気にユニークユーザー数が半分以下まで落ち込んでしまいました。
3月14日もトイレに篭りながら何時も通り、アクセスを眺めていたのですが異変が!リアルタイム訪問者数がいつもの半分くらいしかいなかったんです。
ただ、この時点ではまだ収益性の高いクエリは生き残っていたので、発生数はどこまでダメージありませんでした。
しかし!Gの攻撃はここで止まず、20日にもう一撃被弾!
ここで、最終的に80%ほどアクセスが落ち込み、かなり発生数も下がりました。具体的に言うと60~80%減です…
完全ホワイトでサイトで訪問時間も常に3分超え、PV数も3弱はありましたので質が薄すぎて飛ばされた可能性は低いと思います。
代わりに上がっている記事の傾向としては、”楽天”Amazon”などのECサイト、ドメインエイジの古めのサイト、薄い記事が大量のキュレーションサイトっと言った感じです。
あとは被リンクパワーが強いペラサイトと言った感じですね。
また、このサイトは去年の8月にあった大型アップデートでも被弾しているのですが、その時は復活し最終的には被弾前の1.5倍程のPVになるまで成長していました↓
今回のアプデの方が断然ヤバイのは間違いないのですが、完全に元に戻るとは言い切れませんが、少しくらいはまた上がるんじゃないかなぁと希望的観測もあります。
薬剤師うさぎさんという方も、どのようなサイトを運営しているかまでは分かりませんが復活してるようですし。
時々、被弾したサイトは戻ってこないというツイートを見かけるウサギだけど、そうとも限らないと思うウサギ。添付はウチのサイトうさぎだけど、去年8月に全飛びしたサイトがある程度戻ってきたウサギ。YMYLのど真ん中でなければ、可能性はあると思うウサギ。 pic.twitter.com/M5CWxfFhzw
— 薬剤師うさぎの中の人@アイコン詐欺 (@usagiyaku) March 27, 2019
ダイエットカフェさんというかなり健全なサイトも、8月のアプデから復活している時期があったようですし。
本日の「フォースコリー 口コミ」クエリのトップ10
— 福田尚広@ダイエットの闇を暴く (@dietcafejp) October 13, 2018
1:アットコスメ
2:心斎橋筋商店街復興組合
3:公式サイト
4:Amazon
5:アフィサイト
6:アフィサイト
7:ダイエットカフェ
8:パナソニック
9:アフィサイト
10:アフィサイト
8月に圏外に吹っ飛ばされたダイエットカフェが7位に。
乗り切るしか無いッ!
2、某ソフトウェアのHow to系
かなりボヤカしてすいませんが、某ソフトウェアの使い方的なジャンルのサイトです。このサイトについては完全にYMYLに分類されないジャンルです。
このサイトもチビチビ稼いでくれてたのですが、14日くらいに被弾していますね。
上記のサイト程ではないですが、30%ほどアクセス数が減っています。
また、こちらも平均順位が上がっているように見えるのですが、圏外に飛ばされた記事があるので残された記事のみで順位が上がっているように見えるだけです。
ただ、このサイトに関しては20日くらいにジワっと増えているので、たまたまだった可能性も捨てきれません。
3、工業系
これも完全にYMYL意外のジャンルです。某人気ジャンル…とだけ。w
あまり大きい被害では無いのですが、14日くらいからズルズルと下がっております。こちらも30%減くらいかな?
完全に外注さんに依頼したので記事の質はあまり高くなく、滞在時間も1分弱なので飛ばされてもおかしくないサイトではありますね。
4、かなりニッチな悩み系
かなり、かなりニッチなお悩み系のジャンルです。YMYLには…恐らく該当しないかと。
アップデート後ややアクセス数が伸びています20~30%ほど。
こちらも過去に外注さんに依頼した記事なのですが、ジャンルの特性上なのか滞在時間は1分強とそこそこ見てくれています。
ただ、今は完全に放置状態で1年以上は何もメンテンスしていません。w
今見るとほんと見るに耐えないくらい記事の質が酷く”コンテンツの質”の良し悪しで順位変動しているなら、何時飛ばされてもおかしくないサイトです。
5,もろにYMYLなジャンル
もろにYMYLに該当するサイトです。かなりスモールな所を狙っているジャンルになります。
14日はあまり大きく変動していませんが、20日辺りから急変。完全に食らっています。
やはりこのジャンルも代わりに上位に表示されている記事をリサーチすると、楽天やAmazonなどのECサイト、もしくはキュレーション系のサイトが残っている印象ですね。
6、もろにYMYLなジャンル2
上記のサイトと同じくかなりスモールなYMYLに該当するジャンルです。こちらも14日は被弾を免れていますが、20日に直撃。
今回公開しているサイトの中で最も質が低いサイトなので、捨てる予定。
7、YMYL外のジャンル
こちらは完全にYMYL外のジャンルです。グラフだとちょっと分かりにくいのですが、14日くらいから20%アクセスが減っています。
代わりに上がっているライバルサイトをリサーチすると、やはり1000記事2000記事は余裕で超えているであろう巨大なキュレーション系などのドメインパワーが強いサイトが上がっている印象ですね。
8、被リンクが付いている放置サイト【重要】
最も注目して頂きたいのがこのサイト!ドメインの年齢が最も高く、被リンクも結構付いているサイトです。
かなり昔からほぼ放置、運営記事の更新も半年以上していないサイトなのですが、14日を境にアクセスが50%程増加しています。
掲載順位が下がっているように見えるのですが、今までインデックスされていなかったクエリが登録された事によって、順位が下がっているように見えます。
(圏外⇛62位などが増えていると言うことです)
サイトの質は…今見るとゴミのようなサイトなのですが滞在時間は1分半ほどはあるのですが、やっぱり今見ると酷いですw
酷いサイトであるにも関わらず順位が上がっている…
という事から「ドメイン年齢が高い、被リンクパワーがある、ドメイン力の強いサイトが再評価されている」のではないかなぁと個人的には予測しています。
下がったのはどんなサイト?浮かび上がった3つの傾向とは?
1,ドメイン力の低い、ホワイト系サイトが落ちている
私のサイトのみで考察してしまうと、偏った考察になってしまうのでTwitter上でも情報収集してみました。
がやはり中古ドメイン、自演被リンクなど使用していない”ホワイト系のサイト”が順位が下がっている傾向があるようです。
ドメイン力が低いと言っても「評価されていない」と言いたいわけじゃなく、楽天や@コスメ、1サイト数千~数万記事ぶっ込んでいるなどの超巨大サイトと比較してしまうと”相対的に”ドメイン力が劣ってしまうと言う事です。
私の尊敬するスーパーホワイトアフィリエイター半兵衛さんも今回のアプデで全サイト被弾してしまった模様です。
Googleコアアップデートの影響をまとめました。少しでも参考になれば幸いです♪
— 半兵衛@うさぎ侍 (@hanbei3104) March 20, 2019
3月13日のGoogleアップデートの弊社運営サイトの影響について https://t.co/k1PmyT0i0L
(素晴らしい記事をありがとうございます!)
半兵衛さんも被リンクや中古ドメインなどの施策はせず、完璧にホワイトなサイトのみで収益を上げている方(間違っていたらすいみません…)なのですが、なぜか下がっています。
サイトを公開されているので、拝見させていたいた事もあるのですが、俗にいうアフィアフィしているサイトなんかじゃなく、本当にユーザーに寄り添った記事ばかりなので、コンテンツ力が低いってことは無いはず。
また、先程紹介したスーパークリーンなダイエットカフェさんも今回のアプデで被弾してしまった模様。
ありがとうございます!
— 福田尚広@ダイエットの闇を暴く (@dietcafejp) March 14, 2019
昨日の変動でサイト名で検索しても1位から陥落してますが、頑張ります。。
ダイエットカフェさんも拝見させて頂いたのですが、本当にリアルなユーザーの口コミ”だけ”しか掲載しておらず、アフィリリンクも殆どありません(1つもない?)
”アフィリエイトをしているサイト”が弾かれていると言う考察もありますが、それだったらダイエットカフェさんが弾かれるはずがありません。
で他にもいろいろな方のサイトをリサーチしたのですが共通しているのがやっぱり”ホワイト系のサイトが順位が下がっている”印象です。
決して、ユーザーを無視しているような”アフィアフィしているサイト”だけが弾かれているのでは無いと思われます。
私が上位に来ていたキーワードを見ても、Amazonや楽天、MY B◯ST等のドメイン力があるサイトが多いですね。
2,検索エンジンの質はかなり下がっている(気がする)
あくまでもアフィリエイトをしている側の視点になっちゃうので、絶対!とは言い切れないのですが明らかに検索エンジンの質が下がっているように感じています。
「明らかにこの記事よりは勝っているだろ!」と言いたくなるFC2ブログなどの無料ブログや、ペラッペラのうっすーい記事を被リンクで無理矢理上げたようなサイトが上位に来ているんですよね。
私が偏った視点を持っているのかもしれない!っと思ったのですが、リサーチしてみると同じように感じている方は多くいるようです
この順位はおかしい!!とかバグだろ!!と思うことはある。でも言ってもしょうがないから言わないようにしてた。
— はた@雑記ブロガー (@hata_blog) March 27, 2019
でも、今回ので一つだけ言いたいことがある。某クエリで「旅行に行きたいので支援お願いします」ってcamp fireの乞食ページに抜かれたのはどう考えてもおかしい。バグ!!
全く同じ。アクセスのある記事が圏外、ペラペラな記事が約80位でランクイン。
— ナスキッド2008 (@nasukid2008) March 20, 2019
サイト内検索も、関連の薄いページが上位表示。この検索結果、googleがサイト運営者に提唱してたユーザーファーストなのかと。
今回のアップデートが●※△@◇とは言いたくないが、近いうちにアップデートある予感。
https://twitter.com/tenbin_libra/status/1108928790049116161
具体的なキーワード例で言うと「フォースコリー 口コミ」検索すると、フォースコリーについてほんんんんの少ししか口コミが書かれていない、既に閉鎖されているパナソニックなんちゃらという記事が上位に来ていたり
「口コミ」と入れているのだから口コミが見たいはずなのに、1件口コミが掲載されていない”モノタロウ”と言うサイトが上位に来ていたりこの検索結果が”ユーザーに寄り添っている”とは私は到底思えないんですよね…
紹介した以外もぶっちゃけかなり低品質な記事が上位に来ています。
また他にも、ホワイトアフィリエイター半兵衛さんが仰っていたキーワードですが「すっきりフルーツ青汁 効果」
超売れ筋商品でしたので、ゴリッゴリのアフィサイトが上位に来ていると思いきや(今は社長が捕まってしまいましたが)
フルーツ青汁どころか、一切青汁の話題に触れていない経営者のインタビュー記事が上位に来ています…
どうしてもアフィリエイター目線になってしまいがちですが、いくらなんでもこの検索結果がユーザーだとは思えません。
「検索結果がバグっている」と言う表現が正しいかは分かりませんが、少なくとも検索結果が狂っているのは間違いない。
3、YMYLは関係ない(かも)
このようなデカイアップデートがあると毎回、毎回YMYLジャンルがやられた!YMYLは終わった!っと騒がれるのですが、今回はYMYLを狙い撃ちしたわけじゃないように思います。
私のYMYL外ジャンルも少なからず影響を受けていますし、Twitter上でも「YMYL外ジャンルなのにガクッと下がった」という呟きがかなり多いんですよね。
また海外のSEO考察サイトのデータなのですが、以下のように健康系以外のジャンルも幅広く影響を受けています。
サイトのカテゴリ 結果のより驚くべき結果はサイトのカテゴリでした。私たちはメディック最新情報調査に記入した人にこの調査に記入するよう依頼したので、私はここで問題を報告するために健康と医療の分野のより多くのサイトを期待していました。しかし、問題を報告している健康関連サイトの割合は、前回のサイトと比較して10ポイント低下しました。この更新を表示することは、単に健康/医療/ウェルネススペースよりもはるかに広いものでした。これは影響を受けたサイトのカテゴリの内訳です。
出典:
健康系が最も比率が多いのは間違いなのですが、健康系はドメイン力が強いサイトが多いので結果的に健康系が一番大きく変動しているのかなぁと。
明らかに質の低いペラページやドメイン力が強い無料ブログが上位に来ているという事は、やはり今回のアプデは”ドメイン力が高いサイトを評価している”のは間違いない気がします。
今回のアプデで何が起ったのか?考察。
Gは「コンテンツの品質×ドメインの品質(年齢、被リンクなどドメインの信頼性)」をみて総合的にサイトを評価していると思われます。
改めてGの十戒を見ると、かなりハッキリとリンクが評価に影響すると書かれていますね。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。
https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=ja
ただ、リンクの比重が大きかった数年前ははリンクさえ当てておけば、低品質のコンテンツでも上位を独占できるような状態だったので、近年はリンクの比重が軽くなっていた傾向があります。
コンテンツの質3:ドメインの質7
だったのが、SEO業者が蔓延してしまったので
コンテンツの質6:ドメインの質4
と言った感じにコンテンツの質がより重要視されていた感じです。
ただ、今回のアップデートでGが
「今順位が上がっているサイトはユーザーにとって本当に最高のコンテンツなのか?」
をチェックするため、再度ドメインの質に比重を置いているのではないかな?と言うのが私の考察です。
コンテンツの質3:ドメインの質7
もしくは、以下のパル道さんという方が仰っているように”コンテンツの品質評価をリセット”している可能性も考えられます。
「本当にこのサイトはユーザーに人気なのか?」と再考。
そこで、現在の評価をリセットし、総合的なパワーで順位リセットする。
それでまた上がってくるサイトは本物だろう、と。こういう感じのアップデートで間違いないと思っています。
引用:http://parudou.com/seoblog/seo/3769/
いずれにしても、考察の域はでないのですがドメイン力が強いサイトが上位に来ているのは確かだと思います。
神のお告げと今後の3つの対策
ここまでの考察は正直どうでも良いです。今後どうするのか?!が最も重要です。
どこまで考察しようと、Gを理解するのは不可能ですし、G自体もどうすれば最高のコンテンツを届けられるのか?試行錯誤しているからアップデートを繰り返してるのは間違いないです。
最後に神(G)のお告げを見て、今後の私の対策を考察してみようと思います。
1,今までどおり記事を更新する
まずはGのお告げから
G「アップデートで落ちるサイトもあるかもしれんが、余計なことはするなよ?どうやったらユーザー目線の最高の記事になるのか?だけ考えてろよな。」
G「いいか?アプデ後に順位下がったからって余計な事はするなよ?とにかく良質な記事を書くことだけに集中しろな。良い記事だったら上げてやるかもなwwW」
※注意 管理人は英語力が低いので解釈が間違っている可能性があります。ご指摘くださいませ。
順位が下がってもとにかく良い記事を上げろ!とのお告げがあるので、私は今まで通り記事をアップするだけです。
一撃で8割くらいもってかれると正直辛いです。泣きたくなります。
ただ、今までGに評価されていたのは間違いないのですし、”今までの評価基準を完全に覆すことは流石に無い”んじゃないかなぁとやや楽観的に見ています。
2,SNSもちょっと頑張る
流石に今回のような変動が何度もあったら精神的にキツイものがあるので、Twitter等のSNSはちょっと力を入れていこうかな?とは考えています。
ただ、いくら一生懸命Twitterで呟きまくっても、その先に”最高のコンテンツ”が用意出来ていなければ意味がありませんので、Twitterはあくまでおまけ程度かなぁと。
3,読者に焦点を絞る。
とにかく自分ができる最高のコンテンツを”作り続ける!”しか無いと思います。
ふむ。やはり世の中の役に立つサイトを作り、Googleが追いついてもらうやり方がいいのかなあ。
— 半兵衛@うさぎ侍 (@hanbei3104) March 27, 2019
正にこれです。中古ドメインや被リンクサイトを評価する傾向はありますが、本質的には読者に最高のコンテンツを届けたいのがGの御心。
「どうしたらGの機嫌が取れるか?」を考えるよりも、「どうしたらもっと読者に分かりやすく質の良い記事を届けられるか?」に注力するべきかと思います。
最後にGの十戒で記事を締め括ろうとと思います。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。