
のんくらさんというアフィリエイター?さんが書いた「Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]」を月200万収益を上げている私が書評していきます。
早速結論から言っちゃうと、THE・微妙でした。
っというのもサイト設計の戦略が個人向けっというよりも、企業サイト向けっぽい戦略なんですよ。
この戦略で1個人がのんくらさんと同じように実践しても,大きく収益を得るのは難しいと感じちゃいました。
50万PV達成した私がのんくら本を読んで良かった所と、微妙だった5つの点を私なりに解説していきます。
Contents
のんくら本の良かった所
ハイブリッド構成
今回ののんくら本なんですが、全体的な評価としては個人的にかなり微妙というのが本音ですが”サイトの構成方法”については学べるものがあるかと思います。
特にハイブリッド構成というパートは私も実践していますし、稼いでいるアフィリエイターさんは殆ど実践しているんじゃないかなぁと思います。
っと言っても、別にこの本じゃないと学べない凄いノウハウってわけでもなく、ある程度収益が出ているサイト運営者なら当たり前にやっている構成ではありますけどね。
ただどうやって記事を積み重ねて、内部リンクを回せば良いのか?イメージ出来ない初心者さんはこのパートに限り参考になるかと思います。
他の良かった点
今回のGoogle AdSense マネタイズの教科書でおっこれは良いね!っと思った部分って本当に上のハイブリッド構成くらいしかありませんでした。
無理矢理良かった点を上げるなら「タイトルにキーワードを詰め込みすぎない」「広告検証方法」くらいですかね・・・
後の部分はハッキリ言って役に立つとは思えませんでしたし、ネットで無料で手に入るような事が多いと感じました。
なんか全体的に説明が冗長で、ノウハウ自体も個人が作るようなサイト向けってよりか、企業向けのサイト構成なんですよね~。
ぶっちゃけ、この方法で個人で10万~とか稼ぐのはかなり厳しいかと思います。
のんくら本が微妙な3つの点とは?
1,良いコンテンツの作り方が微妙すぎる
一応、この本のコンセプトとしては「読者にもGoogleにも好かれる良いコンテンツを作って検索順位をあげよう」という主旨ではあるんですが・・・
その肝心の「良いコンテンツの作り方」がかなり微妙です。
この本の中では良いコンテンツを作るには
・情報の信ぴょう性
・情報の信頼性
・サイトの専門性
・サイトの網羅性
この4つが必要だと書かれています。(あれ?信ぴょう性と信用性って何が違うんだろう?)
この中でも最も意味不明だったものが「情報の信頼性」を高める方法のパート。
書籍には情報の信頼性を高めるため2つの方法があると書かれているのですが、その方法というのが「自らが専門性の高い人物であるとプロフィールに記載する」という方法です。
まぁ確かにプロフィール欄で「アフィリ歴15年月300万達成している専業アフィリエイター」のように自分のプロフィールを充実させてブランディングするのは大事です。
ただね。今の時代これだけで情報の信頼性がアップするとは全然思えませんw
そもそも、プロフなんてスマホで見たらサイドバーに表示されませんし、見ない人の方が多いです。
更に意味が分からない部分が「個人の主観で書かない」という部分ですね。
個人の主観がなかったら、ウィキペディアのような、ただ情報が書かれているサイトが出来上がるだけで差別化しようが無いんですが・・・
外注さんを雇ってキュレーションサイトやウィキペディアのような、無味乾燥の情報が網羅されたサイトを作りたいなら良いです。
が、個人が作るサイトで感想、体験談、意見を書か無いなんてちょっと意味がわかりません。
私自身、月間50万PV弱の主観をガンガン書いている別サイトがありますが滞在時間3分以上、直帰率60%弱とかなり読まれているサイトになっています↓
んで、このブログに関してもご覧の通りバリバリ主観が入った記事ばかりですが、滞在時間4分~とかなり高滞在時間になっています↓
※まだアクセスはショボショボですが・・・
他に外注さんに書いてもらった、主観が”あまり入っていない”ブログもありますが、やはり体験談や自分の意見が無いと滞在時間は伸びません↓まぁジャンルによっても変わってくる面はあるのですが、30サイト以上は作ってきた私の経験から言うと、圧倒的に”主観を入れた方が伸びやすい”です。間違いなく断言できます。
如何に”文章内で自らをブランディングしていくか?”が個人サイトで稼ぐには重要な点です。
ただ、その点には全く触れられていなくただ綺麗で読みやすいサイトを作る方法が解説されているだけっという印象ですね。
2,リピーターが多ければ良いは間違い
これもかなり気になったのですが書籍内で「リピーター率は多ければ多いほど良い。理想は100%」っと書かれています。
これ本当に意味不明です・・・
確かにリピーター率はある程度高いほうが理想です。リピーターがいる=コンテンツが好かれているとも言えますからね。
ただ、リピーター率が50%、70%と新規よりも異様に高いリピーター率になると微妙です。
っというのもリピーター率が上がっているということはつまり
新規アクセスが減っている、新規が減っているということは、検索からのアクセスが減っている=順位が落ちている
とも言えます。
更にリピーター率が高いと言っても、同じサイトに3度も4度も訪れてくれるようなサイトなんてほぼありません。
更新率が高いブロガーさんスタイルのようなサイトだったら、「何か更新されてないかな~?」っとリピートされる可能性はあります。
が、この書籍は前述したように主観を入れるブログ形式のサイトは否定しているので、なんか矛盾しちゃっています。
もっと突っ込むと「サイトアクセスの大半をリピーターにしてしまえば良いのです」っと書かれていますがリピート率を上げる手法については一切書かれていないんですよね。
3、収益性について書かれていない
一番気になったのがコレです。10年後も安定して稼ぎ続ける!とは書かれていますが「いくら稼げるか?」については全然かかれていません。
この本で解説されているジャンル選定方法でサイトを作っていけば、確かに寿命の長いサイトは作れる”可能性”はあります。(あくまでも可能性)
ただ、収益源がアクセス数が命とも言えるAdSenseにも関わらず、超絶重要な”検索ボリューム”については触れらていなく、大きい市場のテーマを選びましょう!程度しか解説されてません。
AdSenseはアクセス数×クリック率×クリック単価で収益が決まるので、何を差し置いてでも重要なのがアクセス数です。
⇛ブログのアクセスが伸びない「5つの原因」を月22万PV達成した僕が教えます。
にも関わらず、初心者さんでもアクセスが集めやすいトレンド系のジャンルも「芸能人系の記事は寿命が短い!」とか言って否定されていますし・・・
(トレンドと言っても寿命が長いものもあります⇛【一ヶ月で20万円も可!】非芸能系で稼ぐ3つのトレンドアフィリ戦略を公開します。)
いくら10年先も安定するって言っても、月に数千円程度しか稼げないんじゃあ、絶対やりたくありませんw
購入する必要は感じられませんでした。
Twitterなんかで絶賛されていたので、読んでみましたがこれで10万~とか稼ぐのは難しいだろうな~って感じたのが本音です。
なんというか本当にサイト構成の方法とか、コンテンツ作りとかは丁寧(?)に解説されているんですが、個人サイト向けじゃないんですよね。
GoogleAdSenseに特化しているという割には、トレンド系についても触れられていませんし、検索ボリュームの多いジャンルとかにも触れられていません。
この本に書いてあるとおりのジャンル選定をすれば確かに細々とアクセスは集まるかもですが、ウーン。私は絶対にやりたくないですねw
あなたが個人でアフィリで稼ぎたいなならまだコチラの書籍の方が参考になると思います↓
⇛3つの微妙な点とは?「元OLブロガー 本気で稼げるアフィリエイトブログ」月200万円の私が本音でレビュー。
まあこちらの本も全体的な構造が学べるってだけで「これだけで稼げる!」とは言いませんが、こちらの方が学べるものは多いです。
これから個人でアフィリで稼ぐなら「この人が書いたから読みたい」「この人が紹介しているなら買ってみたい!」っと思われるような”自分のブランディング”は絶対に必須です。
でもそれも否定していますし・・・ちょっと何がしたいのかよく分からない書籍でした。
そもそも個人で稼ぎ続けるなら、GoogleAdSenseのみに固執するべきじゃないです。10年後にAdSenseがあるかなんて分からないし、あっても単価が激下がっている可能性もある。
真面目に更新していてもアカウントがBANされる可能性も0じゃありません。
GoogleAdSenseの書籍買っといて何ですが、本当に10年ごも見据えているならGoogleAdSense意外の収益化は絶対に考えるべきですね↓
⇛【保存版】副業で10万~稼ぐ「アフィリエイトブログの作り方」11の手順で解説!